保険情報一覧

外貨建て保険の長所・短所

「『〇〇%で確実に運用できます』と利回りは約束されています。」今、外貨建て保険に加入の際、しっかり理解されていない事があります。

 

外貨建て保険とは、払い込んだ保険料が外貨で運用される保険商品です。原則として保険料は、米ドルや豪ドル、ユーロなどの外貨で払込み、保険金、解約返戻金などを原則として外貨で受け取ることができます。(外貨建個人年金保険・外貨建終身保険、外貨建養老保険など)。日本円より相対的に高いといわれる海外の金利で運用されるため、外貨建資産として円資産より大きく成長することが期待できます。

 

また、全ての資産を円で保有している場合よりも、将来的に円安が進んだ際に資産価値を安定させることにも繋がります。しかしながら、外貨建保険では保険料の、保険金や年金、解約返戻金などを外貨で取り扱うため、日本円と外貨を両替しようとする場合は、為替相場の変動により、その時々で円換算の金額が変動し、為替リスクを負います。また一般的な生命保険にかかる諸費用や解約した場合の解約控除、また外貨取り扱いによる費用などがかかることもあります。

 

このように外貨建保険には、大きなメリットと注意すべきデメリットが存在するのです。例えば、一時払い保険料に対して「満期まで持てば米ドルで120%の年金額保証」とされている保険商品の場合、まるで払込金額(日本円)の1.2倍もらえるように見えますが、これはあくまで米ドルベースであり保険料支払い時と保険金や年金、解約返戻金などの受け取り時の為替変動も考えなくてはなりません。

 

高い金利で運用される外貨建保険に加入する際には、支払い時と受け取り時が外貨になるのでその時点の為替レートによって損益が決定(もちろん運用益もあるが)することを十分に理解したうえで慎重に選びましょう。大切な資産の運用についてはこれら保険商品の知識を十分にもち、親身になってくれる専門家に相談してみましょう。

最近流行の保険ショップ

「保険は保険外交員から購入するもの」、以前はそのように考えていた方も多いようですが、最近では保険加入を検討する際に「保険ショップ」を利用する方が増えてきました。

 

保険ショップには「乗合代理店」とも呼ばれ、複数の保険会社からニーズに合った保険商品を選んでくれる保険無料相談所で、ここ数年急成長しています。

 

これまでのように特定保険会社の商品のみを勧めてくるようなことはなく、消費者にとっては保険商品選択の幅が広がったことになります。

 

現在さまざまな保険ショップが存在していますが、そのウリともいえる「お客様一人ひとりのニーズにあった保険を選ぶ」や「専門家が無料でアドバイス」の言葉は信用してよいのでしょうか?

 

私たち消費者が保険に求めるニーズは千差万別です。複数の保険会社の商品を比較検討できることは大きな魅力ですが、担当者には相談者の現在および将来のライフスタイルを分析し、そのニーズを的確に判断する能力が求められます。この分析提案能力なくしては、相談者に最適な保険加入を勧めることはもちろんできません。そこで、保険の加入や見直しをお考えの方は複数の保険ショップで相談を受けることをお勧めします。そしてその際に、次の3点を重要チェックポイントとして加入する保険ショップを決めましょう。

 

①担当者が相談者の現在のライフスタイルや将来の人生設計を十分に理解しているか/最適な保険は年齢や生活環境などによって人それぞれ異なります。保険加入の話の前に相談者のライフスタイルを親身に聞く担当者でなければ保険を勧められるわけはありません。

 

②保険商品選びは適切か/同じ保障内容でも、得な商品とそうでないものがあります。同一保障でも複数の保険商品を比較検討してくれているか確認しましょう。

 

③無駄・無理な保険を勧めていないか/必要のない保険提案は論外ですが、一見優良な保険商品であっても将来に支払額が大きく増えるなど、注意が必要なものもあります。

変わる地震保険!!

地震のリスクが高くなった昨年、地震保険の保険料が改定され、全国平均で5.1%引き上げられました。

 

この背景は、地震被害予測シュミレーションによる危険度を再計算して都道府県ごとに地震保険基準料率を適用したことにあります。

 

今回の危険度算出によると、今後3段階に分けて改定を実施して最終的には全国平均で19%の引き上げが必要ということになりました。

 

このような価格改定は地震保険と同じく災害に対応する火災保険も同様で、ここ数年その保険料が引き上げられています。

 

地震や津波、火災などの被害を補償するこれら保険は、災害リスクの高い日本において必須の保険といえますが、このような度々の保険料改定によって家計負担が増大することも問題です。

 

ではこれらの値上げに対して私たちはどのような対策をしたら良いでしょうか。

 

火災保険や地震保険は毎年更新するより、長期で契約し、全期間の保険料をまとめて一括払いしたほうが割安になります。

 

地震保険の場合、最長5年契約なら1年ごとの契約に比べ11%も割引されます。

 

火災保険は最長10年の長期契約が可能で、10年一括払いの場合は1年更新と比べておよそ1.5年分程の保険料の節約になります。

 

このような「まとめ払い」は前述の保険料値上げにももちろん有効です。一度にまとまった額が必要なので、万一のリスクに備えるお金との兼ね合いと考えながら慎重に検討すべきでありますが、長期契約のメリットは計り知れません。

 

また、地震保険の加入や見直しをおこなう際は、耐震性能チェックも重要です。

 

保険料改定に伴い、免震構造か耐震性能の高い住宅に対する割引率が引き上げられています。

 

このため、免震構造のある建物の場合、見直し後の方が値下げになるケースもあります。

 

そして、現行の保険制度や最新の保険料率、自分のライフスタイルに合った契約方法などがわからないときは、プロのアドバイスを受けることも重要です。

三大疾病ってナニ?

保険のCMなどでよく耳にする「三大疾病」。

 

なんとなく分かった気になっている方が多いと思いますが、具体的な病例を挙げるとなると、言える方は少ないのではないでしょうか。

 

三大疾病とは、がん(がんでも上皮内がんと診断された時に保障の対象になる会社とならない会社があります)、心疾患、脳血管疾患の三つを指し、これらの病に罹った時に一時金や入院・手術時の保障が受けられるのが三大疾病に対応した医療保険です。

 

この保険は多くの保険会社がさまざまな商品を提供していますが、実はその中身がかなり異なるのです。

 

特にその違いが顕著なのは、カバーできる三大疾病の範囲。

 

なかでも「心疾患」と「脳血管疾患」については、保険会社によって保障適応される疾病が異なります。

 

心疾患には、狭心症や急性心筋梗塞、心筋症や心不全など、さまざまな疾患がありますが、急性心筋梗塞のみを心疾患として、他の心臓疾患については保障の適用外という商品も少なからずあります。

 

これは、脳血管疾患にも当てはまり「脳卒中」のみを脳血管疾患とし、脳動脈硬化症や肺塞栓症(エコノミー症候群)などは保障されない商品もあります。

 

某生命保険会社が発表しているデーターによると、同社が過去5年間で心疾患を理由に支払った入院給付金のうち、「急性心筋梗塞」と診断された被保険者はわずか11%で、残りの多くは狭心症や心不全という心疾患で占められています。

 

これから三大疾病に対応した保険の加入を考えている方はもちろん、「三大疾病が保障される保険に加入しているから大丈夫」と思っている方も、現在加入(検討)している商品がどの範囲を保障対象としているか、じっくりと調べてみたほうが良いでしょう。

 

そして分からないことがあれば、プロのアドバイスを受けることも重要です。

 

後々後悔しないよう、事前の徹底調査と定期的な見直しをぜひおこなってください。

がん保険

今や、ポピユラーな病気ともいえる「がん」。

 

自分だけは大丈夫と、なんとなく思っていませんか?誰もが、がん細胞を持っていて、それが悪性化するか、どうかの違いだそうです。

 

がんは一生涯に男性で2人に1人・女性で3人に1人はがんに罹患すると統計がでています。いつ自分や身近な人ががんになってもおかしくないという事です。

 

ひと昔前までは、「がん=死」というイメージでしたが、医療の進歩により、「がん=治せる」という時代に変化してきました。

 

今回は、万一「がん」に罹ったときに経済的負担を軽くしてくれる「がん保険」についてお話しします。

 

一言に「がん保険」といっても現在では色々な種類の商品があります。

 

まず、がん保険の入院給付金は、殆どの保険会社で無制限の給付(何日入院してもOK)です。診断給付金に関しては、初回診断の1回しか給付されない保険と何回でも給付OKという保険がありますが、何度と言っても、前回の診断から最低2年間経過後の診断でなければ給付の対象とはなりません。

 

近年、がんに対し、がん先進医療が行われるようになりました。

 

但し、がん先進医療には、健康保険制度が適用されません。ということは全額自己負担になります。

 

当然、がん先進医療を受けなくても「がん」の治療はできますが、進化する最先端の医療技術で、「がん」を治療できるのであれば、それにこしたことはありません。

 

「がん先進医療給付金」の実費をカバーする特約もありますので、現在、がん保険に加入されている方も一度検討してみてはいかがでしょうか。がん治療が、日進月歩で進化していくのに合わせ、がん保険も進化し続けています。

 

最後に、がん・医療保険を選ぶ際は、通販ではなく、プロの代理店に相談し加入することをお勧めします。

 

プロの代理店で加入していれば保険金請求の際に書類の記入方法や相談などをその場で親切・丁寧に教えてくれます。

 

通販などで加入してしまうと、受話器越しに説明されるため、わからない箇所や間違った解釈をしてしまい、再度の書き直しや保険金が支払われるまで時間がかかってしまう事も多々あります。

 

また、通販などで加入の際、安さで選んでしまい保険期間10年の商品を誤って選んでしまい、10年後に保険料が上がってしまうという事にもなりかねません。

 

やはり契約は、顔の見える代理店で十分に説明を受けて自分が理解納得できる保険を選ぶのがベストといえるでしょう。

保険代理店とは?

「保険」と聞くと、なんだか難しくて、必要なのはわかっているが、実際にはなじみの外交員任せ、なんて方が多いのではないでしょうか?最近ではテレビで外資系保険会社が大々的なコマーシャルを行い、その安さに惹かれて関心を持った方もいるでしょう。

 

これまでの保険というと、「〇〇保険会社の△△さん」という、特定会社の外交員さんと契約するのが通例でした。

 

しかし、これだけ保険会社と保険種類があり、各社・各商品ともに価格・保障に差が出ている現在、複数の会社・商品から自分や家族に合ったものを賢く選択しなければ、将来、大きな損失につながります。

 

「それは、分かっているけど、保険は難しくて、各社から取り寄せた資料をみてもわかりずらいんだよね」「保険会社の人に聞くしかないから、結局、その人の会社の保険をすすめられてしまう」、たしかにその通りですね。

 

保険の外交員ですら、各社の保険についてまで詳しく勉強されている方は少ないようです。

 

また、昔ながらの一社専属営業マンなので、各社の保険を比較検討することなく自分の会社の保険を斡旋するのです。

 

お客様にとって最適な保険を選べるように複数の保険会社と取引きをしている代理店が最近では増えています。

 

一社の押し付け販売にとらわれない商品を取り扱っている、親切でお客様の立場にたって真剣に考えている代理店に相談すればムダな保険契約をしなくても済むようになるでしょう。

 

やはり保険代理店選びが大切ですね。

「見直し」はよく考えて!!

保険のトラブルで多いのが「転換」だそうです。

 

転換とは、同一保険会社で、現在の保険を解約し。解約返戻金+αを頭金にして新しい保険に加入することをいいます。(例えば、自動車保険を購入する際に、古い車を下取りに出して新たな車の頭金にするのと同じです)

 

実は、私も保険のセールスレディーから「保険の見直し」を勧められました。

 

その見直しプランを知り合いの保険プランナーに診断してもらいました。

 

以前にも書いたとおり、私の以前加入していた保険は、終身保険100万円・定期保険4900万円・入院保険10,000円の保障内容です。

 

ところが、見直しプランは、終身10万円・定期保険4990万円・入院10,000円でした。

 

同じ5000万円ですが、終身が10万円になっているではありませんか!? それも、1000円程積立して貯まった保険料で終身を買うものでした。

 

1000円貯めてもウン年後9万弱ですので、それで終身保険を買うわけです。「保険の見直し」言葉はいいけれど、この場合は「転換」と言うそうです。

 

保険料はどう変わるのか?

 

提案書を見てみると、「現在お払い込みいただいてる保険料」として「11,347円」と大きく書かれており、「おすすめするプラン」の保険料のところには同じ大きさで「14,230円」と書かれている。

 

その間に矢印があり「現在のご契約より2,883円上がります」との説明書き。

 

右下には10年後の更新時には月々の保険料が32,840円になるとの説明がある。

 

更に現在の保険料支払い終了年齢は63歳なので同じかと思ったら4年長い67歳まで支払があることとなっていました。

 

また「転換」することににより今まで貯めた部分(解約返戻金等)が保障(掛け捨て)にまわされ、貯蓄部分が少なくなってしまう契約になる場合もあるとのことなので注意が必要とアドバイスを受けました。

 

「保険の見直し」をする場合には、一度信頼のおける保険プランナーに相談してみるとよいでしょう!!

相談してわかった保険の中身!!

私の加入している生命保険には、いろいろな特約が付いているらしい。

 

その特約のひとつに「特定疾病保障定期特約」というのがあります。

 

特定疾病って何?たぶん、がん・心筋梗塞・脳卒中とかの、よく言う三大疾病なのだろうと思っていました。

 

その病気になったら、保険金がもらえるもの、そのくらいの理解でした。

 

以降の保険料はいただきません、とかCMでやっているし・・・、それかな?生命保険の外交員に聞いてみたところ、「保険の約款に記載されている特定の状態に該当した場合に保険金が支払われる」との事。

 

約款は、もらったけれど、字は小さいし、専門用語でびっしりと書かれていて、正直なところ読んでいない。

 

特定の状態って何?特定の状態じゃないと、以降の保険料は払わないといけないのか?何かあったときのために入った保険には、落とし穴のようなものが、結構あるんだなぁ~と言うのが感想です。

 

(約款を読んでいない私がいけない・・・のか?)私の加入している保険を診断してもらっていろいろなことがわかった。

 

 

死亡保障がトータル5000万円もあったという事。死亡保険は100万円だと思っていましたが、定期が特約で4900万円(490万×10年)が付いていた。

 

亡くなったら5000万円!!自分は、独身なのにそんな保障は必要か?死亡よりも、入院したときの方が心配だと思うのですが・・・更に、特約で付いている入院10000円の保障も60歳で終了してしまう、80歳まで延長はできるが、80歳までの保険料を一括で支払わなければならないとのこと。

 

 

まだ驚くことが、10年毎に保険が切れてしまうため更新しなければならないが、当初より10歳年齢が上がった保険料になってしまう、そのくり返しだとか・・・。

 

保険の専門家に分析してもらったところ、一生涯で支払う保険料が、家が一軒買えるほど莫大な金額になるそうです。更新が近づくと、また外交員が「新しい保険が発売されました。

 

こちらに入りなおしませんか?」と悪魔の微笑でやってくる。不勉強な私が悪いのですが、とんでもないことになっているかも・・・不安になってきます。

保険を知ろう!!

生命保険というものを考えてみました。

 

これまで保険というものを避けてきた。というより、なかば諦めもありました。

 

たしかに人生設計の面では非常に大切なことであり、かなりの出費にもつながるこの「保険」、しっかりと理解し、活用していかなければならないと思います。

 

実際には、これまで数社の生命保険加入経験もありますが、その加入きっかけは、よく内容も知らないまま(知らぬがまま!?)保険外交員に勧められる通りに契約書にサインしたというものです。

 

たいして必要とも思えぬ時期でありましたが、将来への不安を掻き立てる外交員の口車に乗って契約したのです。

 

にもかかわらず、やれ「新商品です」、やれ「見直しです」と、次々と追加加入や変更を迫ってきます。

 

そのトークも「今の保険では、カバーしていない」「その保険会社よりウチの方が得だ」など、自社商品のPRに躍起になっています。

 

これだけ保険商品が氾濫し、外資系企業も参入して安価な保険(これまでのと比較しての話しですが)も登場した今、自分にとって本当に必要な保険とは一体どれなのか?

 

多額のお金を長きに渡り支払続け、いざ支給の段になって「これは支払い対象にはなりません」「来年から保険料が増額されます」では、納得いきません。

 

今、私が欲しいものは耳ざわりが良いだけの保険商品ではなく、充分な保険知識(自社だけではなく!)に裏付けされた保険診断や提案を親身になってくれるところです。

 

このブログ中でさらに連載して伝えたいことがあります。

 

前述の通り保険に対し懐疑的になっている私に先日、その疑念を膨らませることが起こりました。

 

加入している保険会社からの保険料値上げの通知。もう我慢の限界です。

 

信頼できる会社を徹底的に探し、相談してわかった保険のカラクリ。

 

これから連載する内容は、保険とは何かを私なりに調べて、時には専門家に相談しながら書いていこうと思います。